故郷再考

  観光コラムの初稿にあたり、まずは自分の故郷である島根県斐川町(ひかわちょう)を紹介し、町の観光について考えてみたいと思います。

1.荒神谷遺跡(こうじんだにいせき)
 昭和59年に銅剣358本、銅鐸6個、銅矛16本が出土し、当時は全国的にも大きなニュースとなりました。出土品は現在国宝となり、遺跡は公園に整備されています。出土品は島根県立古代出雲歴史博物館に保管されているため、斐川町にないのが残念です。

2.湯の川温泉
 和歌山県の龍神温泉、群馬県の川中温泉と並ぶ日本三大美人湯です。帰省の際には「湯元湯の川」の温泉に入りますが、確かに肌がスベスベになったように感じます。こじんまりとした温泉ですが、その分リラックスできるかも。

3.築地松(ついじまつ)
 出雲平野の冬の強い北西風を防ぐため、民家毎に植えられている黒松です。 殆どの家屋で剪定が整っており、田園風景と相まって景観良好です。

4.万九千神社(まんくせんじんじゃ)
 神在月(出雲以外は神無月です)に全国の神々が出雲大社に集まり、この神社から全国に帰っていくと言われています。恥ずかしながら、私は行ったことがありません。

5.交通至便
 町内には出雲空港があり、加えて国道9号線、JR山陰本線も通っていることから、交通至便であり、重要な観光資源です。

6.斐伊川(ひいかわ)
 出雲市との境界となっている川です。八岐大蛇伝説の元となっている川で、上流ではタタラ製鉄が行われていました。宍道湖に注いでいます。

7.宍道湖(しんじこ)
 淡水と塩水が混じりあう汽水湖です。斐川町だけでなく、松江市や出雲市にも面し、松江市から眺める夕日が観光スポットとなっています。蜆(しじみ)が有名ですが、冬には白魚も取れます。

8.出西窯
 町内にある窯元です。時折都心のデパートにも出品されています。私の妻も好きで、帰省の際には必ず立ち寄ります。

 以上、とりあえずキーワードを思いつくままに書き上げてみました。斐川町は平成20年に朝日新聞で「にほんの里100選」のひとつとして選出されており、今後観光面のポテンシャルは非常に高いのではないか、と考えます。また、松江市と出雲市の中間に位置しており、それぞれの都市を観光するついでに観光客が立ち寄れる立地も良好です。
 しかしながら、これまで観光に関しての取り組みは強いとは言えず、全国での知名度はかなり低いと言わざるを得ません。
 景観を保持しつつ、観光客を誘致するとなればハード、ソフト共に難しい
面があるかとは思いますが、自分も斐川町の観光に少しでも力になれたら、と思います。

2009年5月7日(木)

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